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2009年6月

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WHOのチャン事務局長は、11日(日本時間12日未明)の記者会見で、警戒水準を現行のフェーズ5から最高のフェーズ6に引き上げ、世界的大流行のパンデミックを宣言しました。

現段階ではウィルスは大きな変異をおこしておらず、重症度からみると世界的に「中等度となっていると言える」とし引き続きインフルエンザ感染確認国などへの「渡航制限(旅行制限)や国境閉鎖は勧めない」と声明を出しました。WHOの引き上げに伴い、日本政府からは国内対策は変わらず現状維持とすると発表がありました。

つきましては、新型インフルエンザ感染が確認された国に滞在中および出発されるツアーについて、上記WHOの声明と、外務省の感染症危険情報により企画旅行については通常通りの催行とします。
日本国内の旅行につきましても通常通りの催行とします。(メキシコ全土の企画旅行は、7月1日から催行再開します)

また、新型インフルエンザの世界各国への広がりに伴い、各国の空港では水際対策や検疫強化が行われています。最近、現地空港での体温検査により発熱症状が認められ、新型インフルエンザに感染している疑いがあると判断されたお客様・同行者が現地の指定医療機関・施設へ搬送され、検査結果が出るまで数日間停留されるという事例が発生しています(対応は国により異なります)。日本出発前に風邪の症状があり、事前に病院で新型インフルエンザではないと診断されても、「感染国からの渡航者である」ために検査による停留措置が取られたケースも出ております。(上記同様事例が中国、韓国、マレーシアなどで報告されています。)

ニュース投稿日 : 2009年06月13日 / その他のお知らせ・ニュース / TOP
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