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その他のお知らせ・ニュース

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こんにちは。”おでん”です。

唐突ですが、あのウワサは本当でした。

土曜日だと言うのに、観光バスがぜんぜんいないんです!
土曜日だと言うのに、旅館が真っ暗なんです!
土曜日だと言うのに、テーマパークがスカスカなんです!

こんな鬼怒川温泉は見たことない・・・・・。
これはウワサ以上の異常事態だと実感しました。

風評や自粛の影響で、栃木の観光地から観光客が消えました。
福島の隣県というだけで「とりあえずヤメトコ!」となってしまうのです。

そこでエバーGみずから安全を検証する旅に出ることにしたのです!
ほんとう言うと、最近あまりに暇な週末の繰り返しなので、たまには景気付けに
温泉でドンチャン騒ぎでもしてくっぺヨ! とまあそんな程度の理由なのですが?

エバ子の日記にもあるように、今日は川治温泉に泊まりにきました。
お世話になるのは、県内でも指折りの人気旅館「宿屋伝七」さんです。

さすがの「伝七」さんも宿泊客が落ち込んでいるため、4月中は土曜日も平日と
同料金で泊まれるのです。そのせいかなんと満室でした。
ただしほとんどが家族連れなど個人のお客様で、団体客はいません。

伝七親睦会 056.jpg
われわれが唯一のグループということで、宴会場は貸切でした。普通ならあちこちからカラオケや賑やかな声が聞こえるのですが、今宵は拍子抜けするほど静かです。

午後7時。11人の宴会が賑やかに始まりました。美味しい食事に2時間の飲み放題付き。
酔うほどに会話もはずみカラオケが始まるころにはテンションもMAXに。

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      グリコとキノピオ                  森島D、中西、村上

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      エバ子とエバ美                     ”おでん”と嫁
      田崎Dと谷口D

このへんまでは楽しいお酒だったのですが、この後がもーたいへんのなんのって・・・。

伝七親睦会 038.jpg
「いっき・いっき」がはじまりーの!伝七親睦会 050.jpg
                   ぶっ壊れーの!

伝七親睦会 052.jpgもてまくりーの!伝七親睦会 055.jpg

                        悶絶ーの!

この後は、便所に立てこもった者。 便器と抱擁している者などを救済して、
何とか部屋までたどり着いたのでした。

ハチャメチャな「伝七ナイト」となりましたが、やっぱり泊まりはいいですねー!
今回の旅のおかげで、社員みんなの距離がすごく近くなったように思います。

伝七親睦会 057.jpg

 

今朝は一風呂浴びた後、豪華な朝餉をいただいて、さらにコーヒラウンジで一服して帰路につきました。

宇都宮からたったの90分でこんなに充実した一晩を過ごせるのは「温泉天国の栃木県」ならではじゃないでしょうか?

鬼怒川も川治も地震の爪あとは何一つありませんでした。
道路も鉄道も普段通りに動いています。

嬉しいことに、鬼怒川や川治まで無料のシャトルバスが毎日運行されています。
特にこの時期に訪れた観光客は大歓迎されること請け合いです。

最後に”おでん”は大声で言いたいです。
「観光地に行くなら今が大チャンスですよ!!」

 

 


 

 

 

 

ニュース投稿日 : 2011年04月24日 / TOP

こんにちは。”おでん”です。

今日の新聞の一面に観光庁長官のこんな記事が載っていました。

「震災や福島原発の影響で観光地を訪れる旅行客が激減。ホテルや観光業者が
悲鳴をあげているため、風評に惑わされず是非GWに旅行に出かけてください。」

エバーGも観光業者の一員のため、たいへんありがたいお言葉なのですが、
”おでん”はちょっと複雑な気持ちです。

それは風評や原発の懸念で旅行を控える方も多いでしょうが、”おでん”の周り
には長期間工場が操業ができないため、自宅待機を余儀なくされている人や
地震で屋根や外壁が壊れてしまい、修繕するのに予定外の出費がかさんで
しまうなど二次被害といっても過言でない理由をお持ちの方も多いのです。

だれだって休みがあれば旅行に出かけたりキャンプなので家族と過ごしたい
ですよね。

これは”おでん”の昔話になってしまいますが、50年も生きてきて今までで一番
楽しかった旅行の思い出といえば、40年も前に行った幕張での潮干狩りです。

現在の東京ディズニーランド近辺は、当時は潮干狩りの名所だったんです。
大潮の干潮時に狙いを定めて浜に繰り出すと、あたり一面広大な干潟が
現れて、そこでは無数の天然あさりが取り放題だったのです。

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次の潮が満ちてくる約3時間。大人も子供も無我夢中でアサリ獲りを楽しみました。
親戚や知人の家族と一緒に行くと、子供だった”おでん”と同年代の従兄弟たちと
一緒に本当に楽しい一日を過ごせました。
潮干狩り.jpg
Tシャツに短パン姿で準備するものといえばバケツと熊手ぐらい。
本当に安上がりの日帰り旅行でしたが、40年も前の思い出が今でも心に深く焼き付いています。

楽しみや思い出ってまったく金額には比例しないものですよね。
特に子供たちにとっては、100万円の海外旅行よりも近所でキャンプの方が楽しく感じることも多いと思います。


大事なのは「みんなで楽しい時間を共有する」ことではないでしょうか・・・・。

 

 

ニュース投稿日 : 2011年04月22日 / TOP

こんにちは。”おでん”です。

当社の若手社員が再び気仙沼を訪ねました。
前回と同様、気仙沼大島の旅館”丸栄”さんです。

二週間ぶりの大島でしたが、復興は依然長期戦の様相です。
むしろ、地盤沈下が深刻でちょうど訪問した日は大潮だったため
海面が堤防を洗い流すほどでした。

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もし今ふたたび津波がきたとしたら、その被害は3.11をも凌ぐものになって
しまいます。島民の皆さんはさぞ心配でしょうね。

目的の”丸栄”さんはまだまだ再開には時間がかかりそうです。ただ一時は閉鎖も
考えたそうですが、今はもう一度旅館を復活して再出発しようとしています。
そのせいか前回お会いした時よりも少しだけ元気を取り戻したお顔が印象的です。

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写真の中央が”丸栄”さんのご主人と娘さんです。絶望のどん底から少しずつ
再開に向けて歩みだしています。埃まみれのお姿ですが力強さを感じます。
それにしても当社の新人だけ”満面の笑み”とはどうゆうこっちゃ??

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まだまだいたる所に津波の傷跡が残る気仙沼市内ですが、
人間のいる所にはかならず「希望」という光りが射すことを信じます。

 

ニュース投稿日 : 2011年04月19日 / TOP

こんにちは。”おでん”です。

自粛ムード全開の昨今ですが、せめて”桜”ぐらいは許してくださいよ。
”おでん”は密かにこの季節を待ちわびていたのです。

成田空港からほど近い場所に「さくらの山」という公園があります。
しかもこの公園のある場所は、成田空港で最も長いA滑走路のすぐお隣。

轟音と共に飛び去るジェット機が目前に見られる名所なのです。
この季節ならでは、贅沢にも”桜の花見”と飛行機の両方を楽しめるわけです。

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場所はマロウドインターナショナルホテルのすぐ近く、カーナビで簡単に行けます。

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大きな望遠レンズでお目当てのジェット機を撮影するマニアから、
ぼーっと暇つぶししている人までいろんな方々が訪れています。
なんせここは入場料も時間制限もありませんから・・・・・。

さらに今ならば満開の桜を楽しみながら、飛行機が見られるベストな
タイミングなわけです。

上野のパンダは1分見るまでに3時間も並ぶし、ディズニーも再開直後は
大混雑するでしょうし、このあたりで手をうちませんか?

s-さくらの公園2 005.jpg
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これは冬に撮った写真なので当然さくらはまだぜんぜんですが、今頃は満開寸前
まで成長しています。
しばらくは晴天の予報が続きますので、週末にいかがですか?

ベンチや芝生もたくさんあるので、お弁当持参で行けば普段とはひとあじ違う”花見”が
楽しめますよ。

ファミリーでもカップルでもペット連れでも、もちろん”おひとり様”でも。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュース投稿日 : 2011年04月13日 / TOP

こんにちは。”おでん”です。

一昨日の晩から宮城県気仙沼市に行ってきました。
まず感じたのは街全体を覆っている「疲労感、絶望感、焦燥感」でした。
この大津波は街そのものも破壊しましたが、それ以上に奪ってしまったものが
あるように感じました。
それは「夢や希望や楽しみや愛」など人間なら誰でも思い描く普通のことまで
飲み込んでしまったかのようです。

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4月1日(金曜日) 23:00発
エバーG社員と関係者5名を乗せたスカイコミューターは東北道を一路北進。
週末のため仙台方面に向かう車はかなり多く感じました。

そもそも今回われわれが気仙沼に向かう目的は、気仙沼大島で
丸栄という観光旅館を営むご家族にお会いすることなのです。
震災以来ずっと消息がつかめず気になっていましたが、先日避難所名簿で
名前を発見。無事が判明したのでなんとか食料品やらを届けたい一心でした。

そんな折、たまたま空港交通で岩手県大船渡市に救援物資を届ける仕事が入り、
道路状況などを調べた結果、比較的大きな市町村まではアクセスが回復して
普通車でも乗り入れが可能な状況がわかりました。
ご存知の通り、エバーGと空港交通は兄弟会社のためこの気仙沼行きも快諾して
くれて、田崎ドライバーがハンドルを握ります。
毎日のように続く余震や、再び大地震が来る可能性も秘めた場所にも関わらず
行ってくださる勇気に心から感謝しています。

宇都宮を出発して約7時間。予定よりもだいぶ早く気仙沼に到着できました。
われわれが目指す気仙沼大島は、気仙沼港から連絡船で30分かかります。

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港に着いてまずわれわれが目にしたものがこの写真です。船が道路をふさいでいる・・・・?とても奇妙な光景ですが、これはこれから始まる信じがたい風景のほんの序章にすぎなかったのです。

早朝にも関わらず、港にはわれわれと同じく大島にわたる乗船客が大勢集まっていました。この連絡線が再開したのは震災後20日以上も過ぎた3日前からで、すべてのライフラインが今でも何一つ復旧してない島民約6千人が待ちわびていたのです。


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スカイコミューターと田崎ドライバーには用心のため港に残ってもらい
われわれは大島行きの連絡船に乗り込みました。
船の窓から見える光景は、まさに津波の威力をまざまざと見せ付けるものばかりです。

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まるで自然が人間にたいしてこう言っているかのようです。
「人間どもよ、俺たちの力を甘く見るなよ! 
お前らの力なんて所詮人間界にしか通用しねんだよ!ホレこんな船なんか
陸に乗せてヤラー!」

 

 

でも自然ってある意味平等ではないですよね。
上の写真よりホンの数十メートル離れた場所は東日本大震災 気仙沼 033.jpgまったくの無傷だし・・・

 

 

 

そんな景色が流れるうちに船は大島に到着しました。

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大島も市内と同様に凄まじい光景です。
本来、海に浮いている筈のフェリーが陸に上がっていたり。
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原型をとどめない家屋がいたる所に見られました。
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徒歩以外の交通手段が何もない大島では、ひたすら約30分歩き続けてやっと目的の旅館に到着したのです。

幸い皆さんは無事でしたが、電話もガスも水道もない環境では何をすることもできず、ただただ政府の援助隊を待つ以外になすすべもないという状況でした。

さすがに全壊に近い旅館の姿を写真に納めることはできませんでした。ただこの車が深刻さをものがたっています。

東日本大震災 気仙沼 010.jpg石油やストーブや食料品など手持ちができる限りの物資を渡せましたが、感覚として今の被災者が本当に必要としているものは、物資や食料品よりもほんの数日前に起きてしまった悪夢のような出来事を、だれかに聞いてほしい、理解してほしいという一念でした。
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気仙沼大島ではたくさんのアメリカ軍の兵士達を見かけました。
一生懸命ガレキを撤去したり、道路を直したり、地元の民家を手伝ったり
してくれています。今のマスコミは原発問題一色でテレビではめったに
紹介されませんが、日本のために精一杯働いてくれている外国人が
こんなにも大勢いるのかと思うと改めて国際親善の重要さが理解できます。

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家路に着く途中、何度も余震らしき揺れを感じました。これだけ大暴れしてもまだ自然の怒りは治まらないのか?

震災に見舞われた人々は今尚ただ呆然と時がすぎ行くのを見守っている状況だと思います。

人間ってあまりにも昨日と今日のギャップが大きいと受け入れできなくなるんですね。
それは誰も責めることはできないと思います。
日本を支えて、被災者を支えられるのは幸運にも災害をまぬがれた
われわれの使命だと思いました。

Save life! Save human!
人間を助け人間を救えるのは、同じ人間だけなのです。

ニュース投稿日 : 2011年04月03日 / TOP
月別アーカイブリスト
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